『陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎』:コメディー映画のような展開を小説でも読みたい人におススメ♬

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個人的こんな方におススメ♬

こんにちは、RKOです。今日は伊坂幸太郎の陽気なギャングシリーズ1作目です。伊坂さんが好きだという方は非常に多いかと思いますが僕もその一人です。伏線の回収が美しかったり、物語が進行するにつれてわからなかった事が明らかになっていくスッキリ感が感じられたり、多くの素晴らしい要素を提供してくれるからだと思います。

 

でもやっぱり何が素晴らしいのかというと『キャラの魅力』かなと思っております。だから読んでいても全く飽きずに最後まで読めてしまう。伊坂ワールドは中毒性が高いです。

 

ズバリ、この作品は、

『コメディー映画のような展開にニヤニヤしたい人』向けです。

 

概要

人間嘘発見器+演説名人+天才スリ+精確無比な体内時計=4人は史上最強の銀行強盗…のはずが、思わぬ誤算が。奪われた「売上」を取り戻せ!伊坂幸太郎ブームはここから始まった。「陽気なギャング」シリーズ第1作

 

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RKOの個人的おススメ指数

謎の素晴らしさ: A(ミステリーじゃないけど謎もしっかりしています)

文章構成: A(過去と現在がつながるお得意の伊坂商法)

登場人物: S(僕は4人のキャラがツボに入りました)

読みやすさ: S(4人の掛け合いが素晴らしい)

再読したい度: S(続編が読みたくなる作品)

おススメ指数 S
楽しい、という言葉しか見つからない。読み終わった後の満足感ですよ。

 

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感想

伊坂さんが生み出すキャラクターは何故こんなにも魅力的なんでしょうか。皆それぞれのキャラタが独立していて、足りない部分を相補的に補っているというイメージでしょうか。

 

4人の特殊能力(嘘をみやぶる、演説の達人、超一流のスリ、精確な体内時計)に関してはなさそうでありそうな、ということで人によってはリアリティを感じないかもしれないけども私は好きですね。

 

ただ銀行強盗だという。笑

 

銀行強盗なんだけど責められない。なんか応援したくなるという不思議なキャラクター達が住むこの世界、皆さんも是非とも体験してください。

 

おまけ)

■第2作

■第3作

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