令和になったけど観てほしいドラマ:『名探偵ポワロ』の魅力をご紹介

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はじめに

こんにちは、RKOです。本日はいつものミステリー小説紹介ではなく、1989年から2013年にかけて、イギリスのロンドン・ウィークエンド・テレビが主体となって制作した、ドラマ版「名探偵ポワロ」についてご紹介します。

私は幼少期にドラマ版「名探偵ポワロ」を観て育ちました。現在こちらのミステリーブログをやっているのもドラマ版ポワロの影響といっても過言ではありません。実は最近になってもう一度全作品について見直し、改めて素晴らしいドラマだったなと感じましたので、今回はドラマ版名探偵ポワロの魅力をお伝えしたいと思います。

 

名探偵ポワロとは

エルキュール・ポワロは、アガサ・クリスティの推理小説に登場する架空の名探偵です。ベルギー出身で、本国では警察官として活躍していたポワロですが、第一次世界大戦中、ドイツ軍の侵攻によりイギリスに亡命することを余儀なくされます。

亡命先のイギリスで、ベルギーで知り合っていた友人のアーサー・ヘイスティングズ大尉と再会し、殺人事件を解決します。その後、イギリスでヘイスティングズ大尉と同居しながら探偵として活躍し、数多くの難事件を解決していきます。

ちなみに、ポワロの作品を読んだことがない方で、まず小説から読んでみたいという方には、以下の2作をおススメ致します。クリスティーの生誕125周年に行われた公式人気投票で第2位と第3位に輝いた作品ですね。ちなみに、1位の「そして誰もいなくなった」はポワロは登場しません。

この2作に関して全く前情報の無い方あなたは大変幸せ者です素晴らしい感動にこれから出会えるのだから。こちらに関してはドラマ版より前に小説版を読んでいただくようおススメします。『Wikipedia含めて絶対にレビューなどを見ずに』まず読んでみてください。

アクロイド殺し(公式人気投票第3位)

オリエント急行殺人事件(公式人気投票2位)

また、1作目から読みたい、という方は「スタイルズ荘の怪事件」をお読みください。こちらの作品も非常におススメの作品です。

デイヴィッド・スーシェ

本ドラマが高い評価を得る理由の一つとして、ポワロを演じたデイヴィッド・スーシェの演技の素晴らしさが挙げられます。

 

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デイヴィッド・スーシェ (出典:Wikipedia)

デイヴィッド・スーシェはクリスティの原作を徹底的に研究したそうで、その結果、最も原作に近いポワロと称賛される結果に。特に研究したのは『ベルギー人がしゃべるフランス語訛りの英語』だそうで、ロンドン出身のスーシェは習得するのに相当苦労したそうです。

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ドラマ版ポワロの魅力

1.「声」で二度楽しめる

日本でのドラマ版名探偵ポワロの人気獲得には、吹替版でポワロ役を担当した熊倉一雄さんの力が大きいでしょう。 幼少期にNHK版を視聴していた私は熊倉さんの声のイメージが非常に強いです。

お二人の声質は全然違いますのでイメージも少し異なります。個人的にはデイヴィッド・スーシェ版ポワロは繊細さが強調されたイメージですね。一方で、熊倉一雄版ポワロはやや暖かみがあり、穏やかなポワロさん、というイメージですね。

このように英語版ポワロ、日本語版ポワロと2倍楽しむことができます。

※動画配信サービスによってはどちらかしか楽しめないかもしれませんのでその点はご注意ください。

2.音楽がステキ♬

オープニングの音楽も名探偵ポワロの上品な雰囲気づくりに一役買っています。途中のシーズンから短縮版になってしまったんですが、この曲を聴いていると思わず口ずさんでしまう程素敵な曲です。その他、挿入歌もドラマの雰囲気を邪魔することなく、重要なエッセンスになっております。

名探偵ポワロ:Amazon Music プレイリスト

(Amazonプライム会員の方はアルバム名をクリックするとフルサイズで聴くことができます)

※OP曲は1曲目です

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3.ポワロの相棒:ヘイスティングスがオモロイ

ドラマ版では欠かすことのできないポワロの相棒・ヘイスティングス。原作では比較的早い段階でアルゼンチンへ移住するため、案外出番としては多くないんですが、ドラマ版では中盤頃まで結構登場します。ドラマ版でも中盤で出番が無い回が増えると、少し寂しい気分に。

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ヘイスティングス (出典:Internet Movie Database)

このヘイスティングス、あらゆる美女に一目惚れします。(笑) この時の口を開けるヘイスティングスが非常に可愛い。ポワロとヘイスティングスの軽快なテンポでの会話はドラマの見どころになっております。

4.小説とは違った一面を見せるポワロ

ドラマでは103分(短編は52分)という限られた時間の中で原作の完成されたミステリーを表現する必要があるため、時代背景や登場人物などの設定を若干変更しております。その中で、小説とは違った一面のポワロさんを見ることができます。

私が印象に残っているのはドラマ版の「オリエント急行殺人事件」。ドラマ版では、重苦しい雰囲気の中、終始ポワロさんの苦悩が伺えるようになっています。小説の「オリエント急行殺人事件」を読んだ方は、違った一面でのポワロさんが見られると思いますのでドラマ版もおススメです。

一方、103分の中で流石に原作のトリックは全て入れる事はできていなかったので、原作を未読の方は、是非先ほどご紹介した小説版「オリエント急行殺人事件」から読んでいただきたいと個人的には思います。

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ドラマ版ポワロを観る方法

現在配信されている観放題サービスですと、U-NEXTで視聴可能です。現在、31日間は無料トライアル中で、31日以内に解約すれば利用料はかからないようになっております。

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U-NEXT 名探偵ポワロ

ちなみに、私はコレクター熱とポワロへの愛から、こちらのDVDで全部観ました。

DVD全巻セットはこちら

おまけ:日本版ポワロ

実は最近になって、三谷幸喜脚本で日本でもドラマ化されておりました。オリエント急行殺人事件(2015年)とアクロイド殺し[黒井戸殺しに改題](2018年)の2作を豪華キャストで実写化しております。原作をリスペクトしつつ、三谷幸喜ならではのユーモアも取り入れた作品で、個人的には非常に完成度の高いドラマに感じました。

第1作:オリエント急行殺人事件

第2作:黒井戸殺し(アクロイド殺し)

名探偵勝呂(ポワロ)役を野村萬斎さんが演じています。野村萬斎さんの演技を観察していると、随所にデイヴィッド・スーシェの動き(特に手の動き)を取り入れているように感じました。かなりドラマ版ポワロを観て参考にされたのではないかと勝手に推測しております。

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最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます。ポワロさんは私にとってのザ・名探偵であり、愛すべき人物です。後々明らかになりましたが、アガサ・クリスティはポワロ作品をあまり書きたくなかったそうですね。でも、私にとってはミステリーの入口となった作品であり、幼少期に楽しく拝見した大好きなドラマ作品でもあります。

元号も変わりましたが、不朽の名作はいつになっても色褪せないと思いますので、もしミステリーを気軽に楽しみたい!、ポワロが気になった!という方は、是非ドラマ版・名探偵ポワロもチェックしていただければ幸いです。

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