- 1 AmazonミュージックはJazzの宝庫
- 2 Amazonプライムのご紹介
- 3 1.Kenny Drew / Portrait Of Kenny Drew
- 4 2.井上智 / Plays Jim Hall
- 5 3. Bill Evans / Undercurrent
- 6 4.Wynton Kelly / Complete Live at the Half Note
- 7 5.Circles / Jesse Van Ruller
- 8 6. Avishai Cohen / Seven Seas
- 9 7. Bobby Timmons / This Here Is Bobby Timmons
- 10 8.Tommy Flanagan, Ron Carter & Tony Williams / The Trio
- 11 9. Wayne Shorter / Night Dreamer
- 12 10.Mike Moreno / Third Wish
- 13 さいごに
AmazonミュージックはJazzの宝庫
こんにちは、RKOです。久しぶりに音楽記事を投稿致します。本日はAmazonプライム会員になれば聴ける個人的おススメJazzアルバムをご紹介したいと思います。
Amazonプライム会員になれば利用できるAmazonプライムミュージック、現状はJ-Popやロックなどを聴いたりする場合はちょっと楽曲数として物足りないというのが正直な意見です。これはあくまで個人的な意見ですが、AmazonがおススメしてくるAmazon Music Unlimitedに加入しないと楽しめないかな~と思っております。
※Amazon Music Unlimitedは月額780円(Amazonプライム非会員なら月額980円)で6500万曲が利用可能です。
ところが、Jazzとなると話は変わってきます。
実はAmazon Music、案外Jazzの宝庫でもあるんです。通常のAmazonプライム会員であっても、結構様々な楽曲を楽しむことができます。そこで、本日は超個人的ですが、Amazon MusicでおススメしたいJazzアルバムをご紹介したいと思います。
※19/09/07時点でAmazonプライム会員の方が聴くことができるアルバムをチョイスしています
Amazon Music内でもJazzプレイリストは多数存在していますので、本ブログでは私の独断と偏見で、「個人的おススメアルバム10枚」をご紹介したいと思います。
Amazonプライムのご紹介
Amazonプライムは、年間プラン4,900円(税込)または月間プラン500円(税込)で、以下のサービスを全て利用することができます。
1.迅速で便利な配送特典(通常会員より早く商品が自宅に届く!)
2.プライムビデオ、プライムミュージック、アマゾンフォト、プライムリーディング等のデジタル特典を、PC、スマホ、タブレットなどの端末で追加料金なしで使える
年間プランの場合、年会費4900円(月額換算すると408円)で、早く商品が届くだけでなく、動画も観れて、音楽も聴けるので、他の動画・音楽配信サービスと比較して浅く広く利用できることが特徴です。
まだAmazonプライム会員ではない方は、登録すると30日間無料体験で利用できます。その場合、プライムミュージックだけでなく、プライムビデオなど他のサービスも利用が可能です。
※30日以内に解約すれば利用料は一切かかりません
ちなみに、何度も言うようですが個人的におススメしたいJazzアルバムになりますので、どうか暖かい目でご覧いただければと思います。
1.Kenny Drew / Portrait Of Kenny Drew
1枚目はKenny Drew Trioのアルバムです。最初に選んだのは、皆が笑顔になれるキラキラしたアルバムだと思ったからですね。Jazzを普段聴く方も聴かない方も1曲目の「More」を聴けば笑顔になるはず(だと思っている)。アルバム全編通して非常に安定感のある美しい演奏が続きます。有名曲も多数収録されておりますが、個人的には7曲目の「Dream」がスイングしていて好きな演奏です。
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2.井上智 / Plays Jim Hall
2枚目は、ジャズギターの巨匠・Jim Hallの愛弟子である井上智さんが、Jim Hallの楽曲をカバーした「Plays Jim Hall」です。全曲通して心地よいギターの音色に魅了される贅沢なアルバム。初めて見つけたときは、「このアルバムPrimeで聴けるんかい」と一人ツッコミをしてしまった程の素晴らしいアルバム。とにかく1曲目の「Something Special」を聴いていただければ納得していただけることでしょう。Jim Hall自身はもう少しゆっくり演奏していますが、井上さんの演奏はより軽快なテンポでこのテイクも素晴らしい。気づいたら1枚聴き終わっているというおススメアルバムです。
Something Special – Jim Hall
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3. Bill Evans / Undercurrent
言わずと知れたBill EvansとJim Hallの傑作アルバムです。Bill Evansとしての名盤の一つしても数えられる本作ですが、Bill EvansのピアノとJim Hallのギターが見事に調和しており、普段Jazzを聴くことがない方も感動できる作品ではないかと感じます。とりあえず、一曲目のMy Funny Valentineを聴いてみてください。
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4.Wynton Kelly / Complete Live at the Half Note
Complete Live at the Half Note
このアルバムは何度聴いたかわかりません。Wynton KellyのComplete Live at the Half Noteです。アルバムの前半はWes Montgomeryとのライブ、後半はWynton Kelly Trioの演奏ですね。なんといっても1曲目「No Blues」でのWesの恐ろしく見事な、そして恐ろしく長い(笑)ギターソロで全部持っていかれます。途中でWynton Kellyがコンピングをやめてしまうほど。全曲スリリングな演奏で楽しめるアルバムです。名盤として有名ですが、個人的にも大好きなアルバムですので是非ともご紹介したいと思います。
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5.Circles / Jesse Van Ruller
続いてはオランダのJazzギタリスト、Jesse Van RullerのCirclesです。1995年、セロニアスモンク・ジャズコンペティションのギター部門で優勝したギタリストで、ヨーロピアンジャズトリオとも共演したりと素晴らしいギタリストです。本アルバムはテナーサックスがSeamus Blake、ハモンドオルガンがSam Yahel、ドラムがBill Stewartという豪華メンバーで、素晴らしく安定感のある演奏を披露しています。
特に、2曲目のタイトル曲「Circles」がおススメですね。後に、ドラムレストリオ(Chambertones)でもこの曲を演奏しているんですがこちらもおススメです。
Chambertones – Jesse van Ruller/ Circles
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6. Avishai Cohen / Seven Seas
6枚目は、イスラエル人ジャズベーシスト・Avishai Cohenの「Seven Seas」をご紹介します。ちなみに余談ですが、トランぺッターのAvishai Cohenとは別人です(こちらも素晴らしいミュージシャンです)。
Avishaiの楽曲は非常にメロディアスで魅力的なテーマが多いと個人的には感じています。特におススメはタイトル曲の「Seven Seas」。7拍子で刻む独特のリズムはずっと聴いていると癖になります。また、本アルバムのピアニスト・Shai Maestroは、Avishai Cohenに才能を見出され、今や現代のジャズシーンの中核を担う存在にもなっています。
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7. Bobby Timmons / This Here Is Bobby Timmons
続いては、JazzメッセンジャーズのメロディメーカーでもあったBobby Timmonsの「This Here Is Bobby Timmons」をご紹介します。彼が作曲した「Moanin’」は誰もが知っている(?)名曲で、本アルバムにも収録されています。仮に道端で「♬タッタララタラタッター」と誰かが口ずさんだら、「♬ターラッ!」と叫んでしまうかもしれません。それは私です。
個人的に好きなのは6曲目の「Dat Dere」です。彼の楽曲は非常にソウルフルで心に来るものがあります。このアルバムも非常に力のこもった演奏で全編通じて楽しめる、そんなアルバムです。
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8.Tommy Flanagan, Ron Carter & Tony Williams / The Trio
8枚目はTommy Flanagan, Ron Carter, Tony Williams(マスター・トリオ)の「The Trio」をご紹介します。「マスタートリオ」名義で発売された2枚のアルバムをカップリングしたものですね。名盤「Overseas」もAmazon Musicでは聴く事ができるんですが、今回は「マスタートリオ」の方をご紹介したいと思います。
実はAmazon Music、Tommy Flanaganの宝庫でもあります。(笑) Tommy Flanaganは個人的には柔らかく優しい音色のイメージがありましたが、本作は力強くメリハリの利いた演奏を聴くことができます。一方で、バラード曲では繊細なタッチで非常に美しい演奏を披露しています。なお、10曲目にはしっかりとJohn Coltraneの「Giant Steps」も入っています。
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9. Wayne Shorter / Night Dreamer
9枚目はこちらも名盤中の名盤、Wayne Shorterの「Night Dreamer」をご紹介します。Tommy Flanaganとは違って、Amazon Music、Wayne Shorterのアルバムは少ないです。それでも、本アルバムが聴けるだけ良しとしましょう。
1曲目の「Night Dreamer」から、Lee MorganとWayne Shorterの美しい音色を堪能できます。Wayne Shorterの楽曲は他のアーティストの曲では感じられない妖艶さというか不思議な世界観を感じられるところが素晴らしいですね。粒ぞろいの名曲達を1枚のアルバムで楽しむことができます。個人的にはやっぱり「Black Nile」でしょうか。スピード感あふれる曲で爽快感も感じられる名曲だと思います。
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10.Mike Moreno / Third Wish
最後は少し趣向を変えてMike Morenoの「Third Wish」をご紹介します。Mike Morenoは現代のジャズシーンで活躍するギタリストですが、Amazon Musicでは結構聴くことができるのが嬉しいところです。
Mike Morenoというと、ギターの取り扱いで某航空会社にブチギレしたり(笑)、レッスン動画やインタビューを見る限りかなり繊細な性格のようですが、プレイ自体も非常に繊細さが際立った印象があります。個人的なおススメは、1曲目の「I Have A Dream (Herbie Hancock)」 ですね。全編通して落ち着いた心地よい雰囲気を感じられるアルバムです。
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さいごに
こんな長い記事を最後まで読んでいただいてありがとうございます。一つわかったことがあります。10枚どころじゃ全く足りないですね。ギタリストだけでも、Peter BernsteinやLage Lundのアルバムも聴けるんです。まだまだご紹介したJazzミュージシャン・アルバムがありますので、今後も定期的に追加していければと思います。
こういった定額サービスの良いところは、普段Jazzを聴かない方がJazzを聴くきっかけになる事ですね。今回の記事が新しいJazzリスナーを増やすきっかけになれば嬉しいです。そのためにはもっと様々な年代・ジャンルのJazzをご紹介していかないといけないですね。
既にAmazonプライム会員の方は是非ともチェックしていただきたいですし、Amazon会員になったことがない方は、30日間であれば無料体験ができますので、もしご興味があればチェックしてみてください。
おまけ
ちなみに、Amazon Music Unlimitedに加入すれば、Amazonプライム会員だと月額780円(通常は月額980円)で今回ご紹介した曲だけでなく、6500万曲が聴き放題になります。勿論Jazzに関しても再生可能楽曲数が上がるだけでなく、最新曲も聴くことができるのでおススメです。