【まとめ】進化系館モノミステリー:『堂』シリーズの魅力と読む順番♬

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はじめに

こんにちは、RKOです。本日は周木律作『堂』シリーズの魅力と読む順番についてまとめたいと思います。

本ブログでも第1作「眼球堂の殺人」から追いかけてきたシリーズ。実は第1作から読まないと楽しめないシリーズになっております。2019年に第7作「大聖堂の殺人」をもって完結となりましたので、これを機にご紹介したいと思います。

『堂』シリーズとは

『堂』シリーズは、周木律さんのデビュー作で、第47回メフィスト賞受賞作品でもある「眼球堂の殺人」からスタートした全7作のシリーズです。

ある建築家が設計した特殊建築物「〇〇堂」を舞台に発生する殺人事件を、放浪の数学者十和田只人らが解決するといういわゆる館モノミステリーですね。シリーズ物でもあり、作品が進むにつれて登場人物達の関係性も次第に明らかになっていきます。

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こんな人におススメ

特殊系の館モノが好きな人

本作は、見るからに殺人が起こりそうな「異様な建築物」が主役になっております。どの作品も建築基準法、住みやすさという概念を完全無視した建物が登場人物達の前に立ちはだかります。明らかに生活するには不便なんですが、そこは本作の論点ではありません。

また、通常の館モノだと、「誰がどの部屋にいて・・・」といった状況把握を行うために必要かと思いますが、本作では見取り図を見ただけでワクワクできるのが特徴です。「この部分怪しいな」と呟きながら読むことができますので、正直なところ見取り図だけで充分楽しめます

理系ミステリーが好きな人

本シリーズのもう一つの特徴は、登場人物達が繰り広げる数学談義です。理系ミステリーというよりは数学ミステリーと呼んだ方がいいかもしれません。私は数学には詳しくないですが、元々理系ではあるので楽しみながら読むことができました。なお、言っていることが理解できなくてもトリックには正直そこまで影響はないです。そのため、割り切って読める方には問題ないんですが、理系ミステリーに抵抗がある方は本シリーズは合わないかもしれません。

一方、シリーズを通して日本の数学者達が結構な数で死んでいきます。勿論数学者だけが死んでいくわけではないですが、学生時代のトラウマで数学に恨みがある方には需要があるかもしれません。(ないか・・・)

【第1作】眼球堂の殺人

第47回メフィスト賞を獲得した王道の館ミステリー。眼球の形状を再現した建築物です。この異様な建築物に集まった知識人達。やがて悲惨な事件が幕を開けます。放浪の天才数学者・十和田只人は事件を解決できるのか?未読の方はまずはこの作品からお楽しみください。

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【第2作】双孔堂の殺人

2つの大きな”鍵”状の構造物で構成される建築物での殺人事件に、十和田只人と警察庁のキャリア・宮司警視が挑みます。位相幾何学に関するお話を盛り込みながらもシンプル、且つインパクトのあるトリックが待ち受けております。

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【第3作】五覚堂の殺人

シリーズ第3作では、「五角形」をテーマとした建築物・「五覚堂」を舞台とした殺人事件に十和田只人が挑みます。今回は、事件の映像を見ながら推理するという、これまでとは少々変わった試みです。また、非常に読みやすく書かれており、続きが気になって一気読みできる作品でした。

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【第4作】伽藍堂の殺人

二つの館の建つ伽藍島を舞台とした殺人事件。堂シリーズのトリックには毎回衝撃を受けますが、個人的には一番記憶に残っているトリックです。「瞬間移動殺人」というミステリー好きが泣いて喜ぶキャッチフレーズにどう応えてくれたのか注目です。

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【第5作】教会堂の殺人

これまでのクローズドサークル形式を放棄した超異色作品。教会堂という特殊建築物で行われる死のゲームに登場人物達は巻き込まれていくことになります。本シリーズで大きな転換点となった重要な作品です。

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【第6作】鏡面堂の殺人

鏡をテーマとした「鏡面堂」という建築物で過去に起きた事件について、手記を振り返りながら真実を見出すミステリー。堂シリーズの終結に向けて非常に重要な役割を担う作品となっております。

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【第7作】大聖堂の殺人

シリーズ最終作。北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を舞台とした殺人事件に挑みます。最終作らしく壮大な謎が用意されております。第1作から読んでいる者としては、感慨深く感じると共に、どこか寂しさを感じてしまいますね。

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さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。館ミステリー好きにはたまらない本シリーズ。見取り図を見るだけでワクワクできる作品ばかりですので、興味を持たれた方は是非とも本シリーズをチェックいただければと思います。

最後にもう一度お伝えしますが、本シリーズは順番に読まないと楽しめないですので、まず第1作の「眼球堂の殺人」からご一読ください。

 

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