はじめに
こんにちは、RKOです。先日、「禁断の島」という面白いボードゲームを購入しましたので、ご紹介したいと思います。
前回は、自分の手札を駆使して、相手の手札を推測し、犯人を探すカードゲーム「犯人は踊る」をご紹介しました。
はじめにこんにちは、RKOです。本日は年末年始に"みんなで楽しめるカードゲーム"を購入しましたのでご紹介します。その名は、「犯人は踊る」。ボードゲームで有名な"すごろく屋"さんの商品。 推理小説好き[…]
このように、たまに面白そうなゲームを購入して楽しんでいます。
今回購入したのは「禁断の島」というボードゲーム。対戦型ではなく、比較的珍しい「協力型ボードゲーム」です。この協力型というキーワード、結構大事です。
幼少期に「桃太郎電鉄」というゲームで、ルールに則ったいやらしい妨害を繰り返し、友達の家から1年間の出入り禁止を受けた事がある私からすると、みんなで協力するゲームの価値は大きいです。
このゲームは、「禁断の島」に上陸したプレイヤー達が、協力して4つの財宝を獲得し、島からの脱出を目指す、友達や家族とも楽しめるボードゲームでした。
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購入のきっかけ
購入のきっかけは、たまたまヨドバシカメラのボードゲームコーナーで見つけた事です。いつものように、特に前情報もなく購入したんですが、後で調べたところによると「パンデミック」という非常に評価の高いボードゲームを開発した方の作品との事。
ちなみに、パンデミックも協力型ボードゲームらしいんですが、「禁断の島」の方がよりシンプルらしいです。
(参考)パンデミック(同開発者の高評価ゲーム)
ボードゲーム パンデミック:新たなる試練 日本語版 ホビージャパン
協力型ボードゲーム「禁断の島」の概要
このゲームは2人から6人用です。ただ、1人で6人のプレイヤーを操作することもできるので、1人でも遊ぶことができます。
上陸したプレイヤー達は、「禁断の島」で4つの財宝を集めながら、最終的には全員で発着場からヘリコプターで脱出しなければなりません。脱出にはプレイヤー同士の連携が必要不可欠です。
しかしながら、この禁断の島、どんどん沈んでいきます。沈みゆく島の上でメンバーの信頼感が試されます。
プレイヤー達の運命は、全員が生きて島から出るか、それとも、島と共に沈むかのどちらかです。
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禁断の島:プレイマップ
こちらはプレイ中の島の状態です。青いタイルは、「浸水状態」といって、まだこの状態ならプレイヤーはタイル上に乗ることができます。
プレイヤーは「排水」というアクションを行い、沈んでしまう前にタイルを元に戻すことで沈没を食い止めます。
ところが、ゲームの進行につれて、島の浸水が加速していきます。
どこが浸水するかは、各ターン終了後浸水カードの引きによります。水位に伴って引く枚数が決められています。
浸水状態のタイルを引いてしまうと、そのタイルは「沈没状態」となり移動できなくなります。
こちらがゲーム終盤の状態です。宝を集めると同時に「排水」も行わなければならず、どんどん島は沈んでいきます。行き場を失ってしまう終盤はなかりドキドキします。
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プレイヤーの特殊能力
最大6人のプレイヤーには特殊能力がそれぞれ与えられます。
2人から5人で遊ぶときは、プレイヤーの組み合わせも重要です。
宝要素カードを4枚集めて財宝をゲット
各ターン終了時にプレイヤーは2枚、宝物カードを引くことができます。そこには、宝要素カードが。
この宝要素カードを4枚集めて宝を交換することができるタイルに移動すると、財宝を1つ獲得するアクションを行うことができます。
重要なのは、「1人のプレイヤー」が4枚集める必要があること。プレイヤーは同じマスにいる時にカードを渡すことが可能なので、プレイヤー間で連携を取りながらカードを集めていかなければなりません。
ここで活躍するのが、メッセンジャーとパイロット。メッセンジャーは同じマスでなくともカードを渡すことができますし、パイロットは渡したいプレイヤーと同じマスに瞬時に移動することができます。
こうやって、各自が宝要素カードを集め、財宝と交換しながら、財宝を4つコンプリートしなければなりません。
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どんどん沈んで行く島
ところが、宝カードの山には「水位上昇」カードが潜んでいます。
このカードを引いてしまう事で、各ターン終了後に浸水するタイルの数が増えていきます。これによって、加速的に島は沈没していくのです。
沈没間近の終盤で活躍してくれるのは、技術者とダイバー。技術者は一度に2枚「排水」できるため、島の沈没を食い止めてくれます。また、ダイバーは浸水した場所・沈んだ場所でも好きに移動できるので、他のプレイヤーが行けなくなった場所でも財宝をゲットすることができます。
ゲームクリアした時は一体感を味わる
みんなで4つの財宝を獲得できたら、「愚者の発着場」タイルまで移動しましょう。このタイルに全員が乗った状態で、ヘリコプターカードを使用すると、脱出成功です。
脱出成功時には、メンバー全員で大きな達成感を味わうことができます。思わずハイタッチしちゃったり。みんなで楽しめるゲームって素敵ですね。
やってみるとわかりますが、プレイヤーの組み合わせや人数で戦略も大きく異なります。また、「禁断の島」のプレイマップも毎回変化しますので、移動経路をみんなでワイワイ考えながら楽しめるゲームだなと感じました。
ちなみに、スタート段階の水位で難易度も変えることができますので、慣れてきたら水位を上げて楽しむことができます。
ちなみに、私は「上級者モード」で遊んでますが、「伝説級モード」はクリアできる気がしません。もう少し頑張りたいと思います。
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最後に
プレイすればわかりますが、このゲーム、かなり頭を使います。特にプレイヤーの数が増えると選択肢が増えてかなり複雑になります。
日本語版ですし、ルールを読んで一回プレイすればすぐに理解できるかと思います。また、1人で6人を動かす事もできる為、1人から楽しめるのもポイントですね。
そして、協力型ボードゲームならではの一体感。クリアした時はメチャメチャ盛り上がります。あと、何も遺恨が残らないというのは素晴らしい事ですね。
正直な所、いい買い物をしました。プレイヤーの数や組み合わせ、禁断の島のレイアウト、水位の難易度と、やり込める要素が豊富ですので、是非ともご家族、ご友人と楽しんでみてください。