『最初に探偵が死んだ/蒼井上鷹』:探偵が死んで〇〇になっちゃったクローズドサークル♬

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個人的こんな方におススメ♬

こんにちは、RKOです。本日は2008年刊行、蒼井上鷹作「最初に探偵が死んだ」をご紹介します。

手に取ったきっかけは、タイトルが非常に魅力的だったからです。本作はタイトル通り、最初に探偵が死んでしまいます。雪に閉ざされた山荘、いわゆるクローズドサークルでの殺人事件にも関わらず、頼りになる探偵がいない。しかも探偵が〇〇になってしまうというコミカル設定のミステリーでした。

ズバリ、この作品は、

『コミカル設定のミステリーが読みたい』人向けです。

 

概要

内野宗也は義父の作家・星野万丈の莫大な遺産を管理していた。実子のない内野は四人の養子を育てあげたが、彼らには実子同様の遺産相続の権利が認められていた。ところが、新たな養子候補が現れ、新しい遺言状が内野所有の山荘で公開されることに。それに伴う不穏な動きに捜査を開始した名探偵・笛木日出男だが、何者かに頭を殴られ、いきなり死亡…その後、内野家に降り掛かる惨劇。事件解決は誰が?犯人は誰?そして莫大な遺産は誰の手に…?あり得ない設定から繰り出される迷推理。その先に訪れる予測不能の結末とは…!?蒼井マジック炸烈、まさに著者入魂の傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)

 

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RKOの個人的おススメ指数

謎の素晴らしさ: C(本格ミステリー感はなかったかな)

文章構成: C(視点が結構頻繁に入れ替わります)

登場人物: C(登場人物が多いです)

読みやすさ: B(コミカルな雰囲気で進みます)

再読したい度: C(他の作品も読んでみようと思います)

おススメ指数 C
「超変化球ミステリー」でした。

 

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感想

莫大な遺産を有する依頼人の老人から、遺産相続の際のトラブルを阻止してほしいと依頼を受けた名探偵・笛木日出男。雪の山荘に乗り込みますが、まさかの一番最初に殺されてしまう名探偵。(笑) 死体も運ばれてしまったため、探偵が殺されていることも知らない依頼人と子供達は名探偵・笛木の登場をひたすら待ち続けるのですが・・・

本作はタイトル通り、探偵が最初に死んでしまうのですが、その後まさかの〇〇になってしまうという奇妙な展開に。その後もコミカルにミステリーが展開されていきますので、本格ミステリーを期待されている方は期待を裏切られるかもしれません。どちらかというと、本作は「発想を楽しむ小説」なんだなと感じました。普通のミステリーとは違う変化球的なミステリーを読みたい方には好まれるかもしれません。

最初に探偵が死んだだけでなくその後もトンデモ展開が続くという、ちょっと普通ではないミステリーです。いつもと違う路線のミステリーを読んでみたいという方は一度チェックされてはいかがでしょうか。

 

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