『拳銃使いの娘/ジョーダン・ハーパー 』:父・娘・熊(?)が協力して生き延びる犯罪アクション♬

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個人的こんな方におススメ♬

こんにちは、RKOです。本日は、2019年ハヤカワミステリより刊行のジョーダン・ハーパー作「拳銃使いの娘」をご紹介します。元々の題名は「She Rides Shotgun」というタイトルですね。本国アメリカでは、エドガー賞や全米図書館協会が「ヤングアダルト世代に薦めたい大人向けの本」に贈るアレックス賞などを受賞しています。

作者のジョーダン・ハーパーはアメリカのTVドラマ「メンタリスト」や「ゴッサム」のクリエーターで、本作は小説家としてのデビュー作だそうです。

タイトルが魅力的に感じて手に取った本作、ギャング組織を敵に回してしまったちょっと危ない父・ネイトとその娘である11歳のポリーが、自分達の命を守るために奔走する犯罪アクション小説でした。熊(のぬいぐるみ)と仲良しな普通の少女であったポリーが身を守る術を父から教わりながら成長していきます。

ズバリ、この作品は、

『ハラハラした展開が続く犯罪アクション小説が読みたい』人向けです。

 

概要

内気な11歳の少女ポリーの前に、収監されているはずの父親が現れた。父の敵がポリーの命を狙っているというのだ。父と出た逃亡の旅路で、ポリーは暴力を知り、盗みを知り、いやおうなしに成長していく。数々の人気ドラマを手がけた脚本家が放つ傑作サスペンス。(「BOOK」データベースより)

 

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RKOの個人的おススメ指数

謎の素晴らしさ: C(意外にも王道を行くアクション展開)

文章構成: B(終盤は特に盛り上がります)

登場人物: A(熊が結構良い味を出してました)

読みやすさ: C(正直読みづらかったけど人によるかも?)

再読したい度: B(面白いですが結構読むのに疲れました)

おススメ指数 B
思いのほかハードボイルドな犯罪アクション小説でした。

 

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感想

ギャング組織に命を狙われることとなった父と娘が自分達の命を守るために奔走する本作。アメリカのTVドラマを手掛けた作者らしく、スピード感のあるハラハラした展開が続きます。11歳の少女が様々な体験を通じて成長していくというとてもシンプルなストーリーですので、あまり深く考えずに楽しめる小説ではないかと感じました。

本作を読んで、改めて親子の繋がりの素晴らしさを感じました。娘を守るためにあらゆる手をつくす父。その愛を次第に感じていくようになる娘。それだけに終盤の展開はなんとも言えない気持ちに。襲い来る脅威に対して親子で力を合わせて立ち向かっていく姿にこちらも力が入ってしまいます。

また、ポリーと共に行動する「熊のぬいぐるみ」がスパイスとして効いていました。もちろんぬいぐるみなんですが、ポリーがまるで生き物のように動かすことで、登場人物の一人(?)として存在感を示しています。内気な少女が成長していく過程において、彼女の友達でもある熊も一緒に成長していく様は非常に興味深かったです。

ハラハラした展開が続く犯罪アクション小説である本作。映画のような楽しめるアクション小説を読みたい方には是非ともおススメしたい作品です。果たして拳銃使いの娘は、ギャングの刺客から逃げ延びることができるのか。驚きの結末を是非ともチェックしてみてください。

 

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