『ブルーローズは眠らない/市川憂人』:幻想的な雰囲気に彩られた美しい作品♬

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個人的こんな方におススメ♬

こんにちは、RKOです。本日は鮎川哲也賞作家、市川憂人作「ブルーローズは眠らない」です。

第1作の鮎川哲也賞受賞作「ジェリーフィッシュは凍らない」の完成度が高く、第2作も非常に高い期待感を抱いておりました。いや~、面白かったです。トリックもそうですが、ミステリーだけでなく読み物としても 秀逸な作品でした。

ちなみに、前作からの続きになりますので、「ジェリーフィッシュは凍らない」を未読の方はこちらを先にお読みいただいた方が楽しめるでしょう。

 

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個人的こんな方におススメ♬こんにちは、RKOです。本日は市川憂人さんの「ジェリーフィッシュは凍らない」です。このタイトル、かっこよくないですか?私はこのタイトルに一目惚れして読み始め、内容にも惚れてしまいました。トリック、登場人物、構成[…]

 

ズバリ、この作品は、

『美しいミステリー作品を読みたい』人向けです。

 

概要

両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、“ジェリーフィッシュ”事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査してほしいという依頼を受ける。ところが両者との面談の後、旋錠された温室内で切断された首が発見される。扉には血文字が書かれ、バラの蔓が壁と窓を覆った堅固な密室状態の温室には、縛られた生存者が残されていた。各種年末ミステリベストにランクインした、『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾! (「BOOK」データベースより)

 

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RKOの個人的おススメ指数

謎の素晴らしさ: A(まんまと騙されました)

文章構成: S(不思議な違和感の作り方がお見事)

登場人物: A(マリアと漣のやり取りは前作から変わらず)

読みやすさ: A(物語にすっと入っていけました)

再読したい度: S(世界観に引き込まれました)

rko-book
おススメ指数 S
美しい作品。ミステリーだけでなく読み物としても秀作

 

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感想

「ジェリーフィッシュは凍らない」では、非常に良く練られたトリックに驚嘆しましたが、今回はトリックの質もさることながらストーリーもよく考えられており、一つの作品として美しい作品であるように感じました。

「ブルーローズは眠らない」、このタイトルが読後に一層重いものに感じられるでしょう。

本作では、「プロトタイプ」という章と、「ブルーローズ」という章が交互に進行するのですが、序盤から”ある違和感“を感じながら読み進めることになります。同じようで何か違う。これが不思議な感覚です。これは読んだ方にしかわからないので是非体験してほしいと思います。この違和感が解けたときの爽快感はなかなか味わえないですね。

本作品、前作に続いて是非ともおススメしたい作品ですので、ご興味を持たれた方はご一読いただければ幸いです。

 

 

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