『数字を一つ思い浮かべろ/ジョン・ヴァードン』:謎が盛りだくさんの本格ミステリー♬

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個人的こんな方におススメ♬

こんにちは、RKOです。本日はジョン・ヴァードン作、「数字を一つ思い浮かべろ」をご紹介します。本作はアメリカで2010年に発表された作品ですが、翻訳版は2018年9月に刊行されております。2019年版本格ミステリベスト10(17年11月〜18年10月発行書籍)でも海外版4位に輝いた作品ですね。

600ページ弱のボリュームで、読み始めるとどんどん謎が深まっていき「収拾がつくのか?」という展開でしたが、謎もしっかりと練られており、王道の本格ミステリーでした。

ズバリ、この作品は、

『Why?How?Who?と色々謎を堪能したい』人向けです。

 

概要

数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。658という数字を思い浮かべた男が同封されていた封筒を開くと、そこにあった数字は「658」!数々の難事件を解決してきた退職刑事に持ち込まれた怪事は、手品めいた謎と奇怪な暗示に彩られた連続殺人に発展する。眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれる華麗なミステリ。(「BOOK」データベースより)

 

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RKOの個人的おススメ指数

謎の素晴らしさ: S(何故数字が当てられてしまうのか?これは秀逸でした)

文章構成: A(どんどん謎が深まっていく構成)

登場人物: C(登場人物が多くて苦労するかも・・・)

読みやすさ: B(盛りだくさんの内容でした)

再読したい度: B(もう少しスッキリさせてもよかったかな?)

おススメ指数 A
思い浮かべた数字がどうしてわかるのか?気になりますよね。

 

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感想

主人公ガーニー(元刑事)の古い友人に「0から1000まで好きな数字を思い浮かべろ」と書かれた手紙が送られてきます。思い浮かべた数字は”658”。同封された封筒を開封するとそこには・・・。そして数日後、友人は・・・という展開。

友人は以前アルコールに溺れていた時期があったために誰かの恨みを買っていた可能性があること、658はふと思いついた数字であって何故答えたかはわからないとのこと。読み進める内に謎がどんどん深まっていきます

本作はHow?(どうしてやったのか)、Why?(なぜやったのか)、Who?(だれがやったのか)と内容が盛りだくさんです。さらに主人公ガーニーや被害者達の過去など複数の要因が絡まりあっており、読みながら我々も深みにはまっていくように作られています。

「これ、収拾つくのかな?」と思っていたら終盤のあの展開。どうして思いついた数字がわかったのか?という謎から広がった物語が、”思いがけない終着点“を迎えます。

ボリュームがあって、盛りだくさんの内容であるため、翻訳ミステリーが苦手な人は読むの苦労するかもしれませんが、王道の本格ミステリーを体感したい方は是非チェックされてはいかがでしょうか。

なお、現在ではシリーズとして6作目まで発表されているようです。次回作が大変楽しみな作品です。

 

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